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成約事例

お客様の声 Vol.01

【就労継続支援B型】夫婦で立ち上げ、順調に規模も拡大
一方で増え続ける悩みや人材の育成問題の解決のため、新たな一歩を踏み出した事例

就労継続支援B型事業所である「あぐり工房」と農園を運営されていた井上ご夫妻。
事業規模が大きくなるにつれ、自力で経営をしていくことへの心理的負担が日々増していくことに悩まれていらっしゃいました。
そんな中で、資本力のある企業と提携することでそうした負担を軽減することができるのではないかとお考えになられ、ご相談をいただきました。
現在は代表という立場から退き、買収先である株式会社土屋様の正社員として働かれています。
譲渡前する前に不安に思われていたこと、そして譲渡後のご状況についてお伺いしました。

インタビュアー

ブティックス株式会社 山本

【山本】 福祉事業を始められたきっかけは、なんだったのでしょうか?

【井上様】 近隣の特別支援学校の生徒を受け入れたのがきっかけです。特に水耕栽培による葉物生産は、障がい者の就労支援に向いていることに受け入れた後に気づき、すぐにソーシャルビジネスに魅力を感じ、事業を始めました。

【山本】 経営されていた時に抱えていらっしゃったお悩みがあったと思いますが、具体的に教えていただけますか?

【井上様】 ステージにもよると思いますが、立ち上げすぐは良い人材が採用できるかですかね。規模が大きくなるにつれて、事業継承が課題になっていきました。あわせて仕組化も課題でしたね。はじめは夫婦2人でやっていましたが、規模が大きくなると今度は現場の人材の育成も必要となり、経営者として悩みを抱えるようになりました。

【山本】 ありがとうございます。やはり現場の人材育成には労力も必要ですし、悩みを抱えていらっしゃる方も多いですね。
では、実際にM&Aを行う前にご不安に思ったことはございましたか?

【井上様】 そうですね、やっぱり「M&Aの知識がない」、「情報もない」、「比較する要素もない」というのが一番の不安でした。M&Aをやる前も不安でしたが、やった後も相性の問題もありますし、どうなのかなという不安はありました。

お客様の声

【山本】 経営者という立場ですと、いろんな会社からM&Aのお話やお手紙が来ていたかと思いますが、弊社を知っていただいたきっかけは何だったのでしょうか?

【井上様】 実は偶然というか、タイミングだと思うのですが、経営者として悩みが多くなってきて、「事業継承について考えてみようかなぁ…」と思っていた時に、たまたまブティックスさんからDMが届いたのです。それがブティックスさんを知ったきっかけですね。今もそのDMはもっているのですが、アクションを起こしてみないと情報も集められないし、とりあえず電話をしてみようと軽い気持ちで電話をしました。

【山本】初めは軽い気持ちでお電話いただいたということでしたが、その中で譲渡を決断された理由があれば教えていただけますか?

【井上様】 そうですね。伴走してくださった担当の山本さんがすごく良かったからですかね。不安に思っていることや「これ聞いていいのかな?」ということについて、「何でも聞いてください!」と聞きやすい雰囲気を作ってくださいました。

【山本】 ありがとうございます。実際に何社かご紹介させていただいたかと思いますが、今回譲渡された株式会社土屋様に決められたご理由を教えていただけますか?

【井上様】 お会いした企業様の中で、企業理念がすごく素敵だなと思った会社様が株式会社土屋様で、かつ幹部の方のお人柄もとても良かったのです。相性がとても良いのではないかと思ったので、今回お願いをすることにしました。

【山本】 実際譲渡が完了して、従業員の方や利用者様にご報告をされたと思いますが、ご反応はいかがでしたか?

【井上様】【井上様】 私もそこについては、正直本当に不安でした。リアクション的には驚かれた方もいましたが、思ったよりは冷静に受け止めていただけたかなと思いました。話し方など事前に準備を行いましたし、セッティングも良かったのかなと思いました。私が思っていたよりスムーズにことが進んだなという印象ですね。

お客様の声

【山本】 ご不安な中でも、基本的に譲渡を発表する前までは、ほかの従業員の方に相談せず、経営者様お一人で考えるという形ですよね?

【井上様】 そうですね。その期間はとても長く感じました。「はやく言いたいな」という風に思うこともありましたが、やはりとてもデリケートな内容でもあるので、ぐっとこらえて、タイミングを決めて発表しましたね。

【山本】 やきもきした気持ちもあったかと思いますが、どのように解消されていたのでしょうか?

【井上様】 それはもう伴走してくださった担当の山本さんになんでもお話しすることで解消していました。不安に思っていることは何でもお聞きして、それに対して的確に回答をくださったので、安心して進めることができましたね。

【山本】 利用者様のご反応はいかがでしたか?

【井上様】 そうですね、意外とスタッフ以上に冷静でしたね(笑)。
というのも、体制を整えていたので、M&Aをしても利用者にとっては特に変わらないという認識があったのだと思います。
利用者の方が動揺していないというのはM&Aがスムーズにいったということなんだなと思いましたね。

【山本】 ありがとうございます。次に譲渡後の状況をお教えいただけますか?

【井上様】 今はまだ譲渡して間もないので、経理・総務的なバックヤードの部分や連携の組み立てに時間がかかっていますね。
実際に買手様の方が来てくださっているので、相談して一緒に体制作りをしているところになりますね。

【山本】 なるほど。譲受をしてくださった土屋様の担当の方と協力して体制づくりをさせているのですね!
これまでは代表というポジションだったかと思いますが、いまはどのようなかかわり方をされていますか?

【井上様】今は土屋様の従業員という形で働いています。

【山本】雇用される立場になったとのことで葛藤などはありましたか?

【井上様】そうですね…、どのような動きをすればよいかという戸惑いはありますね。
「自由」という点でいえば、経営者の時は「自由」もありましたが、それよりも「責任」が重かったので、今はそれから解放されて、新鮮な形で会社に関われているかなと思います。

お客様の声

【山本】 なるほど!では、今は精神的な負担は軽くなったのですかね?

【井上様】 そこなんですよ。そこが、思った以上に軽くなりましたね!
実際にM&Aをして、この立場にならないとわからなかったことなんですが、思ったよりも肩に重いものを背負ってたんだなというのが荷物をおろしてからわかりました。
今は上司の方からの指示を仰ぐというのがとても居心地がいいですね(笑)本当に今の上司の方に出会えてよかったなと思っています。

【山本】 ポジションが変わったことで、譲渡前と譲渡後では従業員の方への接し方は変えられたりしたのですか?

【井上様】 変えようとは思っていなかったのですが、M&Aする前までは心のゆとりのなさが顔や雰囲気にでてしまっていたのです。眉間に皺が寄っているときもあったみたいで…。
それがM&Aをすることで心にゆとりができ、心なしか社内で笑い声が増えたように感じます。

【山本】 事業所内の雰囲気も良くなったとのこと、安心しました!
今回ご相談いただいて、半年くらいで譲渡を実行しましたが、スピード感の怖さなどはありましたか?

【井上様】正直ありました。「早いな!」と(笑)
「ほんとに進めて良いのかなぁ…」とか考えていました。
ただ私の考え方としては、引き伸ばしたからどうこうなるものではないと思ったのです。
M&Aは生ものだと思っているのですね。自分がアクションを起こして、いろんなことが固まって前に進んでいるということは、ある意味うまくいっているということだと思うのです。
波に乗るというのは大事だと思うので、いつまでも伸ばしてタイミングを失ってしまうことを考えると、あのスピード感は良かったのかなと振り返ってみて感じています。

【山本】 やはりタイミングは重要ですよね!では最後に、これから譲渡を検討されている方にアドバイスがあればお願いします。

【井上様】 まずはアクションを起こすことが重要かと思います。 私の場合は、DMがタイミングよく届いて、お電話をしてという形でしたが、疑問に思ったり、悩んでることがあれば正直に聞いてみるのが良いかなと思います。 いざ前に進むときにはすべて話して、売手・買手・コンサルタントの3者の信頼を積み重ねていくことが大切だと思います。

【山本】 本日はありがとうございました。

お客様の声